Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバで異常なアクセスの痕跡、影響など調査 - フルノ

船舶用電子機器や業務用ネットワーク機器を展開する古野電気は、サイバー攻撃により情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2025年6月16日に同社サーバで通常とは異なる挙動を検知。調査を行ったところ、正常時の運用とは異なるアクセスの痕跡が確認され、侵害されたと判断した。

同社では問題のサーバを停止し、不正な通信先であるIPセグメントとのアクセスを遮断。サーバから一部の情報が外部に流出した可能性があるとして、窃取されたデータについて調査を行っている。

同社では、警察や個人情報保護委員会へ報告。外部事業者と連携して影響範囲や原因について調査を進めている。

侵害が確認されたサーバ以外の業務システムについては平常通り稼働しており、事業への影響は生じていないとしている。

(Security NEXT - 2025/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サンリオ関連会社でランサム被害 - 個人情報が流出した可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
ランサム被害、ネットワーク機器の脆弱性に起因 - トーモク
ランサム被害で顧客情報流出の可能性 - トキハグループ
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明