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個人情報含む補助金申請書を誤廃棄 - 佐野市

栃木県佐野市は、個人情報が含まれる補助金申請書などについて、保存期限を迎える前に誤廃棄したことを公表した。

同市によれば、2022年度に実施した佐野市農業者原油価格・物価高騰対策補助金の申請書など214人分を、保存期間満了前の2023年度に誤って廃棄したもの。2024年11月29日に判明した。

対象となる申請書には、氏名や住所、電話番号、口座情報、出荷状況、顔写真が含まれる保有施設状況が記載されていた。焼却処分予定の文書と申請書を混同したことが原因だという。

書類を入れたコンテナボックスを焼却施設へ直接搬入して処分したとし、同市は個人情報の流出について否定している。

問題の判明を受けて、同市では対象となる申請者に謝罪の通知を送付。同市議会や個人情報保護委員会へ報告を行った。

(Security NEXT - 2025/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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