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「VMware Avi Load Balancer」にブラインドSQLi脆弱性

Broadcomは現地時間2025年5月22日、アプリケーションデリバリコントローラである「VMware Avi Load Balancer」に脆弱性が明らかになったとしてアドバイザリを公表した。

認証されたユーザーにより悪用できる「ブラインドSQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2025-41233」について明らかにしたもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.8」とし、重要度を「中(Medium)」とレーティングした。

Broadcomは、脆弱性を修正した「同31.1.1-2p2」「同30.2.2-2p5」「同30.2.1-2p6」「同30.1.2-2p3」を提供しており、アップデートを呼びかけている。

同社はアドバイザリを同月27日に更新。「同30.2.3」についてはあらかじめ脆弱性が修正が含まれており、影響を受けないことを明らかにしている。

(Security NEXT - 2025/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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