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「Microsoft Edge」の更新プログラムに脆弱性 - 修正を実施

マイクロソフトは、「Microsoft Edge Update」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。

同プログラムは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のアップデート機能を担うコンポーネント。

権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2025-47181」が明らかとなった。ローカル環境において細工したアプリケーションを実行させることにより悪用が可能で、「SYSTEM」権限を取得されるおそれがある。

重要度は上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティング。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」と評価されている。

同社は現地時間2025年5月19日、脆弱性を修正する「同1.3.195.61」をリリースした。アドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用や公表は確認されていないという。

(Security NEXT - 2025/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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