Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SonicWall「SMA1000」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正

SonicWallが提供するリモートアクセス製品「SMA1000」にあらたな脆弱性が明らかとなった。ファームウェアのアップデートが提供されている。

現地時間2025年5月14日にセキュリティアドバイザリを公開し、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2025-40595」について明らかにしたもの。

「Work Placeインタフェース」に存在する脆弱性で、エンコードされたURLを用いることで、認証を必要とすることなく外部のリソースに対してリクエストを送信させることが可能。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.2」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる重要度が「高(High)」とレーティングされている。

同社は、同脆弱性に対処したファームウェア「12.4.3-02963(platform-hotfix)」を公開しており、ユーザーに対して同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

なお、「SMA 100」シリーズや同社製ファイアウォールについては、「CVE-2025-40595」の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2025/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消