サイバー攻撃で個人情報が流出した可能性 - 日産証券
日産証券は、一部サーバがサイバー攻撃を受けた問題で、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。また一部サービスは現在も停止しているという。
同社では2025年2月24日より一部サーバがサイバー攻撃を受け、一部サービスが停止。同月25日に事態を公表するとともに、外部協力のもと調査を実施した。
5月13日の時点で外部における顧客情報の流通や二次被害などは確認されていないが、被害を受けたデータベース内に保存されている情報の一部が外部へ流出した可能性もあるという。
対象となるのは、個人顧客1万2899件や法人顧客359件。住所、電話番号、メールアドレスなどのほか、個人顧客については生年月日、性別、銀行口座といった情報も含まれる。同社では対象となる顧客と個別に連絡を取るなど対応を進めている。
攻撃の影響で一時停止していたサービスのうち、取引サポートツール「P-フラッシュ」や問い合わせ、資料請求などのサービスは復旧した。
一方、商品デリバティブ取引のトレードツール内で相場表や告知、ニュースなどを配信している情報ページが現在も停止中だという。またオンラインによる口座開設も中止しており、対面取引により対応している。
(Security NEXT - 2025/05/14 )
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