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高見澤に対するサイバー攻撃、個人情報流出の可能性が判明

プレキャストコンクリート製品の製造を手がける高見澤は、サイバー攻撃を受けた問題で、個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2月20日にインフラ分野の製品を紹介するウェブページにおいて、エラーが表示されるなどの不具合が発生。調査を行ったところ、3月4日に侵害された痕跡を確認し、事態を公表するとともに影響や原因など詳細を調べていた。

外部協力のもと調査を行った結果、ウェブサイト制作ソフトウェアの機能が悪用され、侵害を受けたものと見られている。

データを参照された痕跡や、外部におけるデータの公開などは確認されていないが、情報が外部に流出した可能性もあるとしている。

対象となるのは、「CADデータ」をダウンロードする際に登録された9104件の個人情報。氏名や会社名、会社所在地、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。

同社では、対象となる関係者と個別に連絡を取っている。

(Security NEXT - 2025/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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