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VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer

DTSのグループ会社でシステムインテグレーターであるデジタルテクノロジーは、サイバー攻撃を受けた問題で、情報流出が確認されたことを明らかにした。

同社において、2月17日未明にシステム障害が発生。調査を行ったところ、外部より複数サーバが侵害されていたことを確認した。

同月27日に事態を公表。その後の調査で攻撃者がネットワーク機器へVPN接続を行い、内部ネットワークへ侵入したり、同社サーバから情報を外部へ持ち出した痕跡を確認し、持ち出された情報の内容など詳細を調べていた。

調査の結果、流出したデータには個人情報が含まれていることが判明した。対象となるのは、取引先約4600人で、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの名刺情報が含まれる。

さらに同社の退職者約500人分の氏名、住所、電話番号、生年月日、人事情報のほか、採用に関する約1300人分の氏名、電話番号、メールアドレス、採用に関する情報などが含まれる。二次被害は確認されていない。

(Security NEXT - 2025/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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