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委託先でランサム被害、調査完了まで約11カ月 - 損保ジャパン

これら状況を踏まえ、情報が外部へ流出した可能性は低いとする一方、第三者にデータを参照された可能性もあるとしている。

対象となる情報は顧客の氏名約7万5000件で、ギオンが倉庫に保管している書類を検索する際に用いていたもので、事故や怪我、支払いに関する情報は含まれていないとしている。

損害保険ジャパンではギオンに対し、再発防止策の徹底を要請。ギオンでは、2024年7月18日より別環境でシステムを再構築し、同年10月30日にはサーバをクラウドへ移行した。

また今回の問題を受け、損害保険ジャパンでは、委託先に対する定期的なセキュリティ対策の確認を実施するとしている。

(Security NEXT - 2025/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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