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ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念

ウェブメールシステム「Active! mail」に深刻な脆弱性が見つかった問題。少なくとも8カ月以上前から攻撃が展開されており、より多くの組織が影響を受けている可能性もあるとしてセキュリティ機関では、関係者へ情報共有を進めるとともに警戒を強めている。

同製品では、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2025-42599」が確認され、2025年4月16日に急遽アップデートがリリースされた。同脆弱性に関しては、過去に同ソフトウェアをメールサービスのオプションとして採用していたインターネットイニシアティブ(IIJ)において被害が確認されている。

IIJのケースでは、2024年8月以降に侵害されていたことが判明しており、少なくとも8カ月以上前から「ゼロデイ攻撃」が展開されていたことになる。

同製品はパッケージ製品として広く提供されており、サービスプロバイダなども採用。製品の性質上、外部へインタフェースを公開するなど、攻撃を受けやすい環境で運用されている可能性も高い。クオリティアでは利用者へ注意喚起を行うとともに、侵害の確認方法を調べている。

JPCERTコーディネーションセンターによれば、同センターへ寄せられた被害報告は4月21日の時点で限定的だが、被害の範囲はもう少し広い可能性もあるとして警戒を強めている。

(Security NEXT - 2025/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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