AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
機械学習モデルのデプロイに利用されるフレームワーク「BentoML」にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。
信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2024-2912」が明らかとなったもの。
細工した「POSTリクエスト」をリモートより送りつけ、同ソフトウェアがホストされているサーバ上でコマンドを実行することが可能だという。
CVE番号を採番したhuntrでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「9.8」、重要度をクリティカルとレーティングした。実証コード(PoC)も公開されている。
開発チームでは、3月5日にリリースした「同1.2.5」にて同脆弱性を修正。その後もアップデートが実施されており、4月30日の時点で最新版は「同1.2.12」となっている。
(Security NEXT - 2024/04/30 )
ツイート
PR
関連記事
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満