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「Apache SeaTunnel」の「REST API」に脆弱性 - アップデートを

データ統合プラットフォーム「Apache SeaTunnel」において脆弱性「CVE-2025-32896」が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「REST API(バージョン1)」経由でジョブを送信でき、認証を必要とすることなく任意ファイルを読み取ったり、信頼できないデータのデシリアライズが行われる脆弱性「CVE-2025-32896」が明らかになったもの。

同脆弱性は、「同2.3.10」から「同2.3.1」までのバージョンが影響を受ける。開発チームでは脆弱性の重要度を「中程度(Moderate)」とレーティングしている。

開発チームでは、脆弱性を修正した「同2.3.11」をリリース。あたらしい「REST API(バージョン2)」への移行や認証の有効化を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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