Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大分のスーパーがランサム被害 - 臨時休業するも翌日再開

大分県のスーパーマーケットチェーントキハインダストリーにおいて、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃の被害が発生した。臨時で一時全店舗を休業したが、営業を再開している。

同社によれば、3月31日にランサムウェアによるサイバー攻撃を受けてシステム障害が発生。これを受けて同日、全店舗を臨時休業とする措置を取った。

店舗運営については、被害が発生した翌日である4月1日より全店舗において営業を再開している。

ただし、クレジットカード決済、ポイントカードにおけるポイントの付与およびポイント決済については休止するなど一部影響が出ている。

同社では、外部協力を受けながら、影響範囲の特定など調査を進めるとともに、休止中のサービスなど復旧に向けた対応を進めている。

(Security NEXT - 2025/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ