JNSA、生成AIの安全利用に向けて脅威や対策を整理
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、セキュアに生成AIを活用していく際、検討が必要となる項目などを調査、分析し、「生成AIを利用する上でのセキュリティ成熟度モデル」として取りまとめ、公開した。
生成AIの利用が進んでいることを受け、安全に利活用できるよう資料として取りまとめたもの。脅威や安全に利用するための対策などを検討した。
生成AIの利用形態として「外部サービス利用」「API利用」「自組織データ利用」「自組織向けモデル開発」の4種類を想定している。
具体的には、「プロンプトインジェクション」や「DoS攻撃」「訓練データ汚染」「モデル盗難」といった入出力、モデルにおける脅威について整理。
さらにアプリケーションにおけるセキュリティ対策のほか、利用状況のモニタリング、ポリシーの整備や教育といった対策を取りまとめた。
資料はGitHubにて公開されており、誰でも参照できる。
(Security NEXT - 2025/04/02 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
