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エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性

AMI(American Megatrends)が提供するベースボード管理コントローラの「MegaRAC SPx」や、UEFI「AptioV」のファームウェアに脆弱性が明らかとなった。

「CVE-2024-54085」は、ベースボード管理コントローラのファームウェアである「MegaRAC SPx」に判明した認証不備の脆弱性。インタフェースとして搭載されている「Redfish API」を介して、認証なしに「BMC」へアクセスすることが可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは、最高値である「10.0」、重要度を「クリティカル(Critical)」としており、同社は「SPx 12.7+」および「SPx 13.5」にて修正を行った。

Eclypsiumによれば、「CVE-2024-54085」は、「MegaRAC SPx」において以前修正された「HTTPヘッダ」の偽装による認証回避の脆弱性「CVE-2023-34329」の修正が不十分だったことに起因すると説明。

脆弱性を悪用されると、ファームウェアの改ざん、情報漏洩、マルウェアによる侵害、サービス拒否などが生じる可能性があり、サーバの物理的破壊などを引き起こすおそれもあるという。

(Security NEXT - 2025/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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