Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「JNSA賞」2名が受賞 - 3団体に特別賞

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、情報セキュリティの向上や同協会の活動に貢献した個人や団体を表彰する「JNSA賞」について、2022年度の受賞者を発表した。

同賞は、情報セキュリティや同協会の知名度の向上に寄与した個人、団体、同協会ワーキンググループなどを表彰する取り組みで2006年より実施している。2022年度についても2022年9月より候補者を募集し、12月の最終選考会を経て受賞者を決定した。

個人では、日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)における成果物を国際基準である「ITU-T X.1060サイバーディフェンスセンター構築・運用のフレームワーク」として策定、普及することへ尽力した同協議会副代表の阿部慎司氏、副代表武井滋紀氏に贈られた。

ワーキンググループでは、中小企業向けのセキュリティ対策を検討する「中小企業支援施策ワーキンググループ」が受賞。サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3) など同協会外部の活動にも大きく貢献した。

また特別賞は、3組織が受賞。現実の運用を想定したセキュリティ競技会を長年主催し、セキュリティ技術者のスキル向上に貢献してきたHardening Projectが選出された。

(Security NEXT - 2023/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開