Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache NiFi」にMongoDB認証情報が漏洩する脆弱性 - アップデートで修正

ローコードに対応したデータフロー管理プラットフォーム「Apache NiFi」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「MongoDB」の認証情報が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2025-27017」が判明したもの。「同2.2.0」から「同1.13.0」までのバージョンが影響を受ける。

「MongoDB」にアクセスする際に使用するユーザー名やパスワードが、データがどのように処理、転送されたかを記録するプロベナンスイベントとして「MongoDBコンポーネント」によりログに記録されることに起因。ログを閲覧する権限を持つユーザーに漏洩するおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「6.9」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

開発チームでは、現地時間2025年3月11日にリリースした「同2.3.0」にて同脆弱性を修正したとしており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み