診療所ウェブサーバに攻撃 - 予約患者情報が流出した可能性
武蔵小金井クリニックは、ウェブサーバが侵害され、患者に関する個人情報が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。
同クリニックによれば、外部の何者かによりサーバを侵害され、同院患者情報の一部が流出した可能性があることを明らかにしたもの。サーバの運営委託会社より2024年12月4日に報告を受けたという。
対象となるのは、2008年10月21日から2024年12月4日までに、同クリニックのウェブサイトから人間ドックや予防接種を予約した患者で、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。
外部協力のもと実施した調査では、データが閲覧されたり、外部に流出した痕跡は見つかっておらず、二次被害なども確認されていないが、外部へ情報が流出した可能性がある。
今回の問題を受け、同院ではサーバにおけるセキュリティ対策を講じ、安全性を確認したと説明。関係者に対して、第三者による身に覚えのないメールなどへ警戒するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/03/04 )
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