Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DTSグループのSIerにサイバー攻撃 - 情報漏洩の可能性

DTSのグループ会社でシステムインテグレーターであるデジタルテクノロジーがサイバー攻撃を受け、情報流出が発生した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2025年2月17日にデジタルテクノロジーで一部サービスが停止するなど、システム障害が発生。外部協力のもと調査を行ったところ、第三者によって侵害されたことがわかった。

事態の発覚を受けて、同社では侵害されたサーバなどをネットワークから遮断。警察へ被害を相談するとともに、個人情報保護委員会に報告を行った。

サイバー攻撃により、個人情報や機密情報が流出した可能性があり、影響範囲や原因などを調査するとともに、システムの復旧を進めている。

また社内システムの一部が使用できない状況に陥っており、業務に影響が出ているという。なお、DTSの他グループ会社については、同様の被害などは確認されていない。

(Security NEXT - 2025/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
従業員メールアカウントがスパムの踏み台に - 河合楽器グループ会社
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会
サイバー攻撃でサーバ暗号化、詳細を調査 - 日本ロックサービス
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン