「PAN-OS」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Palo Alto Networks製ファイアウォールに搭載されている「PAN-OS」や、一部プラグインに脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。
現地時間2月12日にセキュリティアドバイザリを公開したもの。「PAN-OS」では3件の脆弱性が明らかになった。
ウェブ管理インターフェースでは認証をバイパスし、特定のPHPスクリプトを実行できる「CVE-2025-0108」が判明。任意のコードを実行することはできないが、「PAN-OS」の整合性や機密性に影響を与えるおそれがあるという。
同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「7.8」と評価。重要度を「高(High)」とレーティングしている。
さらに認証なしにファイルの削除が可能となる「CVE-2025-0109」、管理インタフェースでファイルを読み取ることが可能となる「CVE-2025-0111」もあわせて明らかにした。重要度はともに「中(Medium)」としている。
(Security NEXT - 2025/02/17 )
ツイート
関連リンク
- Palo Alto:PAN-OS:Authentication Bypass in the Management Web Interface
- Palo Alto:PAN-OS:Authenticated File Read Vulnerability in the Management Web Interface
- Palo Alto:PAN-OS:Unauthenticated File Deletion Vulnerability on the Management Web Interface
- Palo Alto:PAN-OS OpenConfig Plugin: Command Injection Vulnerability in OpenConfig Plugin
- パロアルトネットワークス
PR
関連記事
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも
オンライン会議ツール「Zoom」に「クリティカル」脆弱性