Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Ignite」にRCE脆弱性 - アップデートで修正

分散型データベース「Apache Ignite」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

「同2.6.0」以降においてクラスシリアライゼーションフィルタが適用されず、信頼できないメッセージをデシリアライズする脆弱性「CVE-2024-52577」が判明したもの。

細工したメッセージをサーバで処理すると、リモートより任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.5」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

Apache Igniteの開発チームでは、「同2.17.0」で脆弱性を修正。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ