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「Apache Ignite」にRCE脆弱性 - アップデートで修正

分散型データベース「Apache Ignite」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

「同2.6.0」以降においてクラスシリアライゼーションフィルタが適用されず、信頼できないメッセージをデシリアライズする脆弱性「CVE-2024-52577」が判明したもの。

細工したメッセージをサーバで処理すると、リモートより任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.5」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

Apache Igniteの開発チームでは、「同2.17.0」で脆弱性を修正。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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