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「FortiOS」にあらたな脆弱性 - 悪用済み脆弱性と関連する脆弱性も

あわせて、重要度が「中(Medium)」とするコマンドラインインタフェースにおける外部制御フォーマット文字列の脆弱性「CVE-2023-40721」が判明している。同脆弱性については、「FortiProxy」「FortiPAM」「FortiSwitchManager」についても影響を受ける。

さらに「FortiOS」に関しては、1月に悪用が確認されているゼロデイ脆弱性「CVE-2024-55591」が公表されたが、同社はアドバイザリを更新し、「CVE-2025-24472」を追加した。

代替パスやチャネルを使用した認証バイパスの脆弱性としており、細工されたCSFプロキシ要求を介して管理者権限を取得できるとしている。

CVSS基本値は「8.1」、重要度は「高(High)」で、「CVE-2024-55591」とともに対策を講じるよう求めている。

(Security NEXT - 2025/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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