「STOP!名簿流出」啓発で「転スラ」とコラボ - 個情委
個人情報保護委員会は、名簿の適正管理を呼びかける啓発活動「STOP!名簿流出」の一環で、テレビアニメ作品「転生したらスライムだった件」とのコラボレーションを開始した。

啓発に活用できる5種類のポスターを期間限定でダウンロード提供する (c)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
政府では、2024年6月に取りまとめた「国民を詐欺から守るための総合対策」において悪質な「名簿屋」への対策についても言及。強盗、特殊詐欺などを防ぐために適切な名簿管理を呼びかけてきた。
名簿を取り扱う事業者には、企業や個人事業主などの営利組織はもちろん、自治会、町内会、同窓会、PTA、マンション管理組合、NPO法人、サークルといった非営利組織なども含まれると指摘。
特に人の移動が多い3月から4月にかけて名簿の取り扱いが増えることから、学生や社会人に認知度の高い作品とのコラボレーションによって広く注意喚起を行う。
「転生したらスライムだった件」は、伏瀬氏原作のウェブ小説で川上泰樹氏がコミカライズを担当。その後メディアミックスを展開しており、関連書籍などシリーズ累計発行部数は2023年2月時点で約4000万部にのぼる。
今回はテレビアニメ作品とのコラボレーションとなり、個情委では5種類のポスターを3月31日まで配布。あわせて名簿の取り扱いに関する基本的なルールなどを紹介したフライヤー、パンフレットなども提供し、「STOP!名簿流出」の啓発を推進していく。
(Security NEXT - 2025/02/03 )
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