「Chrome」スクリプトエンジンに脆弱性 - アップデートで修正
Googleは、同社が提供するブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を修正している。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 132.0.6834.111」「同132.0.6834.110」、Linux向けに「同132.0.6834.110」をリリースしたもの。セキュリティに関する3件の修正を行った。
CVEベースで2件の脆弱性へ対処したことを明らかにしている。いずれも重要度を「高(High)」としており、「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性はなかった。
ともに2024年12月後半に報告を受けたスクリプトエンジン「V8」に関する脆弱性で、オブジェクト破壊の脆弱性「CVE-2025-0611」と域外メモリへアクセスする脆弱性「CVE-2025-0612」としている。
同社は今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2025/01/23 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
進学情報サイトにサイバー攻撃 - 学生情報が流出した可能性
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差