Ivanti、3製品でアップデートを公開 - 脆弱性を解消
さらに「Ivanti Application Control Engine」では、競合状態によりアプリケーションブロック機能をバイパスできる脆弱性「CVE-2024-10630」が判明した。CVSS基本値を「7.8」、重要度を「高(High)」としている。
同社は修正版となる「Ivanti Application Control 2024.3 HF1」「同2024.1 HF4」「同2023.3 HF3」をリリースした。「Ivanti Security Controls 2024.4.1」および以前のバージョンに対してはパッチは提供されておらず、緩和策を紹介している。
「Ivanti Neurons for App Control」では、2024年12月12日にアップデートを自動適用し、これら脆弱性を解消した。
「Ivanti EPM」は、デフォルトにおいて「Ivanti Application Control」のコードは含まれていないが、利用者が設定を変更して機能を統合している場合は、「Privilege Management プラグイン」を用いてアップデートするよう求めている。
なお「Ivanti Security Controls Application Controlモジュール」については、2025年12月31日にサポート終了を迎える予定。「Ivanti Neurons for App Control」への移行が呼びかけられている。
(Security NEXT - 2025/01/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ