「Sophos Firewall」に複数の深刻な脆弱性 - 影響は1%未満
またユーザーポータルにおいて、認証されたユーザーよりコードを実行されるおそれがあるコードインジェクションの脆弱性「CVE-2024-12729」が明らかとなっている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、「CVE-2024-12727」と「CVE-2024-12728」が「9.8」とされており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。
「CVE-2024-12729」のCVSS基本値は「8.8」としており、重要度は1段階低い「高(High)」としている。
「CVE-2024-12727」「CVE-2024-12729」については外部のセキュリティ研究者よりバグ報奨金プログラムを通じて報告された。「CVE-2024-12728」は内部のセキュリティテストで特定したという。
同社は「同v21 MR1」でこれら脆弱性を解消した。また11月26日から12月17日にかけて、サポート中である各ブランチに向けてこれら脆弱性を修正するホットフィクスをリリースしている。あわせて回避策についても紹介した。
(Security NEXT - 2024/12/20 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性