eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
医療従事者向けにeラーニングサービスや研修支援を展開する学研メディカルサポートは、eラーニングシステムに不備があり、個人情報が流出したことを明らかにした。
同社によれば、eラーニングシステムの設定に不備があり、管理アカウントから関係ない別組織のアカウントに関する個人情報が閲覧できる状態となっていたもの。
2025年11月5日8時から13時45分にかけて、5アカウントに最大600件が一覧表示された。そのうち132件については、氏名や所属情報など個人情報が含まれる。
個人情報は氏名と部分的な所属情報のみとしており、対象となった情報の外部出力やファイル保存などが行われていないことをシステムログより確認したとしている。
同社では問題が判明した同日、設定を修正した。情報の閲覧が可能となった利用者に、機密保持について協力を依頼したとしている。
同社は今回の問題についてメンテナンス作業時の不備に起因すると説明。作業ミスを防止する体制や手順を整備し、事故を未然に防止するようシステムを改修するなど、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2025/11/21 )
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