アイ・オー、ルータ脆弱性を解消するファームウェアを公開
アイ・オー・データ機器製ルータ「UD-LT1」「UD-LT1/EX」に複数の脆弱性が明らかとなり、悪用されている問題で、同社は脆弱性を修正したファームウェアを公開した。
両製品では、ドキュメント化されていない機能が含まれる脆弱性「CVE-2024-52564」をはじめ、OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-47133」、不適切なアクセス権限付加「CVE-2024-45841」の3件が判明していた。
同社は、ファームウェア「バージョン2.1.9」で「CVE-2024-52564」を修正。のこる2件の修正に向けて準備を進めてきたが、12月18日にリリースした「バージョン2.2.0」でこれら脆弱性を解消した。
すでに脆弱性を悪用した攻撃が確認されており、利用者に対して対策を講じるよう注意を喚起。設定を改ざんされるなど侵害が確認された場合は、機器を初期化し、再設定するよう求めている。
(Security NEXT - 2024/12/19 )
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