「curl」にパスワードが漏洩する脆弱性 - アップデートを公開
「curl」の開発チームは、現地時間12月11日にアドバイザリを公開し、特定条件下でパスワードが漏洩する脆弱性について明らかにした。
認証情報を保存する「.netrcファイル」において、同じサイトに認証とHTTPリダイレクトの双方が要求された場合に、元のホストに指定されたパスワードがリダイレクト先ホストに送信される脆弱性「CVE-2024-11053」を明らかにしたもの。
リダイレクト先ホストが「.netrcファイル」に含まれるものの、パスワードが設定されていない場合に影響を受けるという。開発チームでは重要度を「低(Low)」とレーティングした。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「3.4」、重要度を4段階中もっとも低い「低(Low)」としている。
一方GitHubでは、CVSS基本値を「9.1」と評価。重要度を「クリティカル(Critical)」とした。
(Security NEXT - 2024/12/16 )
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