「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - アップデートで解消
Splunkは現地時間12月10日、セキュリティアドバイザリを公開し、「Splunk Enterprise」に判明した複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。
「Splunk Enterprise」に起因する5件の脆弱性および、サードパーティ製ソフトウェアに起因する12件の脆弱性へ対処したもの。
「Splunk Enterprise」に含まれるコンポーネント「Secure Gateway」では、信頼できないデータを逆シリアル化することからリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2024-53247」が判明した。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。
このほか、重要度を1段階低い「中(Medium)」とする「CVE-2024-53243」「CVE-2024-53244」「CVE-2024-53246」や、「低(Low)」とされる「CVE-2024-53245」を修正した。
(Security NEXT - 2024/12/13 )
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関連リンク
- Splunk:Remote Code Execution through Deserialization of Untrusted Data
- Splunk:Sensitive Information Disclosure through SPL commands
- Splunk:Risky command safeguards bypass
- Splunk:Information Disclosure in Mobile Alert Responses
- Splunk:Information Disclosure due to Username Collision
- Splunk:Third-Party Package Updates in Splunk Enterprise - December 2024
- Splunk
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