Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - アップデートで解消

Splunkは現地時間12月10日、セキュリティアドバイザリを公開し、「Splunk Enterprise」に判明した複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。

「Splunk Enterprise」に起因する5件の脆弱性および、サードパーティ製ソフトウェアに起因する12件の脆弱性へ対処したもの。

「Splunk Enterprise」に含まれるコンポーネント「Secure Gateway」では、信頼できないデータを逆シリアル化することからリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2024-53247」が判明した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

このほか、重要度を1段階低い「中(Medium)」とする「CVE-2024-53243」「CVE-2024-53244」「CVE-2024-53246」や、「低(Low)」とされる「CVE-2024-53245」を修正した。

(Security NEXT - 2024/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー