Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外子会社でランサム被害、情報流出など影響を調査 - 富士電機

富士電機は、子会社である富士電機インドネシア社(Fuji Electric Indonesia)がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。情報が外部へ流出した可能性もあるとして詳細を調べている。

同社によれば、同子会社において一部サーバやパソコンにアクセスできない状態となっていることが11月27日に判明。

LANケーブルを切断し、インターネットとの接続を遮断した上で調査や復旧を進めたところ、ランサムウェアに感染し、サーバやパソコンが暗号化されていることを翌28日に確認した。

同社は被害状況や原因について調査を進めているが、12月2日の時点で同子会社の取引先に関する会社名および担当者の名前、同社従業員に関する情報が流出した可能性があるという。

同社では、対象となる取引先に個別に報告。現地捜査機関やデータ保護当局、外部事業者と連携しながら対応を進めるとしている。

(Security NEXT - 2024/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
テモナの「たまごリピート」、脆弱性突かれ侵入 - 流出痕跡は確認されず
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
メール誤送信、イベント申込者のメアド流出 - 神奈川県
海外子会社の予約管理システムが侵害、個人情報流出 - tripla