施工現場のNASに設定ミス、情報が外部流出 - 大和ハウス工業
問題の「NAS」は2021年9月から施工現場の仮設事務所内で使用。2023年12月13日から2024年10月16日にかけて、外部から20件のアクセスがあり、のべ48件のファイルが参照された。問題発覚後、外部からのアクセスを遮断している。
同社では、対象となる施主や取引先従業員、同社派遣社員に対して経緯を報告するとともに謝罪。個人情報保護委員会へ報告を行った。情報の不正利用など二次被害は確認されていない。
今回の問題を受け、他施工現場における情報機器の使用状況を確認。29台の「NAS」が使用されていたが、同様の設定ミスはなかった。
今後、情報セキュリティに関する社内ルールの見直しを行い、従業員に対する教育を徹底し、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/12/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
10月のDDoS攻撃は減少、攻撃規模も縮小 - IIJレポート
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート

