「PAN-OS」脆弱性狙う「Lunar Peek作戦」 - FW上にウェブシェル設置
さらに「CVE-2024-0012」と「CVE-2024-9474」を連携させ、実用的な悪用コードが公開されており、より広範な攻撃が展開されるおそれもあるとしている。
同社はアップデートを提供するとともに、管理インターフェースに対するアクセスを信頼できる内部IPアドレスに限定するなどのベストプラクティスの実施を呼びかけている。
あわせて攻撃に利用されたIPアドレスやファイルのハッシュ値など、「IoC(Indicators of Compromise)」情報を提供。「Cyber Threat Alliance」の参加者と情報を共有している。
引き続き「IoC情報」を更新していく予定で、攻撃を受けた可能性がある場合は、同社サポートに相談するよう呼びかけている。
攻撃には匿名VPNサービスを活用しており、「IoC情報」にあるIPアドレスが正規のユーザーによって利用されている可能性もあり注意が必要となる。
(Security NEXT - 2024/11/20 )
ツイート
PR
関連記事
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準
サイバー攻撃でシステム障害、調査や復旧急ぐ - アサヒグループHD
近江八幡市のXアカウントが乗っ取り被害 - DMなどに警戒を
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
監視カメラやNASを狙う「Mirai」感染活動を引き続き観測 - JPCERT/CC
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も