「Windows 10」サポート終了まで1年 - ゆとりを持った移行計画を
「Windows 10」は、米時間2015年7月29日に登場。2020年1月14日に「Windows 7」がサポートの終了を迎えたが、移行先の受け皿となったのが「Windows 10」だった。現在は2021年10月5日に登場した「Windows 11」が最新OSとなっている。
システム要件を満たしていれば「Windows 10」から「Windows 11」へ無料でアップグレードすることが可能。ただし、2010年代後半に発売された端末であっても、CPUによっては「Windows 11」がサポートしていないケースもあり、注意が必要となる。
マイクロソフトでは、「Windows 11」のシステム要件を公開しているほか、端末で稼働するか確認できる「PC正常性チェックアプリ」を提供している。
サポート終了近くになると駆け込み需要が集中してシステムベンダーが対応できず、スムーズに移行を行えないといった事態も想定される。「Windows 10」を使用している場合は、ゆとりを持って移行計画を進めたい。
2024年に「KEV」へ登録されたWindows関連の脆弱性(10月15日時点)
CVE-2024-21412(2024/02/13)
CVE-2024-21351(2024/02/13)
CVE-2024-21338(2024/03/04)
CVE-2022-38028(2024/04/23)
CVE-2024-30040(2024/05/14)
CVE-2024-26169(2024/06/13)
CVE-2024-38080 (2024/07/09)
CVE-2024-38112(2024/07/09)
CVE-2018-0824(2024/08/05)
CVE-2024-38107(2024/08/13)
CVE-2024-38106(2024/08/13)
CVE-2024-38193(2024/08/13)
CVE-2024-38213(2024/08/13)
CVE-2024-38178(2024/08/13)
CVE-2024-38217(2024/09/10)
CVE-2024-38014(2024/09/10)
CVE-2024-43461(2024/09/16)
CVE-2024-43573(2024/10/08)
CVE-2024-43572(2024/10/08)
CVE-2024-30088 (2024/10/15)
2023年に「KEV」へ登録されたWindows関連の脆弱性
CVE-2023-21674(2023/01/10)
CVE-2023-23376(2023/02/14)
CVE-2023-21823(2023/02/14)
CVE-2023-24880(2023/03/14)
CVE-2019-1388(2023/04/07)
CVE-2023-28252(2023/04/11)
CVE-2023-32046(2023/07/11)
CVE-2023-32049(2023/07/11)
CVE-2023-36874(2023/07/11)
CVE-2023-36884(2023/07/17)
CVE-2023-36033(2023/11/14)
CVE-2023-36025(2023/11/14)
CVE-2023-36036(2023/11/14)
CVE-2023-36584(2023/11/16)
(Security NEXT - 2024/10/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生

