Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国税庁の「e-Taxソフト」インストーラに脆弱性 - 最新版の利用を

国税庁が提供する「e-Taxソフト(共通プログラム)」のインストーラに脆弱性が明らかとなった。最新版を利用するよう呼びかけられている

レジストリを操作することにより、同ソフトウェアに読み込まれたDLLが高い権限で実行される権限昇格の脆弱性「CVE-2024-47045」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「7.8」と評価されている。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

9月24日に公開されたインストーラで同脆弱性は解消されており、最新版のインストーラを利用するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に