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WS申込者の個人情報が閲覧可能に、設定ミスで - 宇都宮美術館

宇都宮美術館は、同施設で実施した特別展のワークショップにおいて募集時の不備により、個人情報が流出したことを明らかにした。

同館によれば、コスチュームジュエリー展ワークショップ「ヴェネチアンビーズで楽しむ手作りネックレス」において、申込フォームより応募を終えると、既存申込者の入力情報を閲覧できる状態となっていたもの。

Googleフォームを利用したところ設定ミスがあり、入力終了後の画面に表示されるリンクより、他申込者の入力情報を閲覧できる状態だった。

8月18日に申込者から指摘があり問題が発覚。5件目の申し込みで、それ以前に申し込んだ最大4人の個人情報が閲覧されたおそれがある。二次被害などの報告は寄せられていない。

同施設では同日設定を修正。対象となる申込者に連絡し、事情の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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