「MS Edge」にセキュリティアップデート - 2件の独自修正も
マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。独自の修正も実施している。
ベースとなる「Chromium 127.0.6533.73」がリリースされたことを受け、アップデートとなる「MS Edge 127.0.2651.74」をリリースしたもの。
「Chromium 」にて対応された脆弱性16件の修正を反映したほか、「MS Edge」特有の脆弱性2件を解消している。
「CVE-2024-39379」は、「MS Edge」で利用されているAdobe製ソフトウェアに起因する脆弱性。リモートよりコードを実行されるおそれがある。あわせて情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-38103」に対処した。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、それぞれ「7.0」「5.9」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「警告(Moderate)」としている。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-6988
CVE-2024-6989
CVE-2024-6991
CVE-2024-6992
CVE-2024-6993
CVE-2024-6994
CVE-2024-6995
CVE-2024-6996
CVE-2024-6997
CVE-2024-6998
CVE-2024-6999
CVE-2024-7000
CVE-2024-7001
CVE-2024-7003
CVE-2024-7004
CVE-2024-7005
CVE-2024-38103
CVE-2024-39379
(Security NEXT - 2024/07/29 )
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