Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社

さらに同社のオルゴールを購入した顧客や同社主催イベントの参加者に関する個人情報のべ7万1089件、氏名や住所、電話番号、性別、メールアドレスなども対象とした。

くわえて退職者も含め、従業員や契約社員、家族に関する個人情報のべ1万3290件についても流出した可能性がある。

氏名や性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスのほか、マイナンバー、口座情報、給与情報、社会保険番号、旅券番号なども含まれる。

いずれも個人情報の不正利用など二次被害は確認されていない。同社は対象となる関係者へ書面を送付するなど経緯について説明している。

リークサイトについては、引き続き監視を実施。また再発防止にあたり、同社では社内で利用する全アカウントのパスワードを変更、不要なアカウントを削除した。また外部から社内ネットワークへのVPN接続における設定を変更し、接続できるユーザーを限定したという。

(Security NEXT - 2024/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開