「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
「Apache HTTP Server」の開発チームは現地時間7月17日、セキュリティアップデートとなる「同2.4.62」をリリースした。7月に入り、3回目のアップデートとなる。
重要度が上から2番目の「高(High)」とされる2件の脆弱性「CVE-2024-40725」「CVE-2024-40898」を修正したもの。
現地時間7月1日に「同2.4.60」、同月3日に「同2.4.61」をリリースしたが、アップデートによる脆弱性の再発や、対応が不十分だったことから再度更新を実施。今月に入って3回目のアップデートとなった。
「同2.4.61」では「CVE-2024-39884」の修正を行ったが、部分的な対応にとどまり、一部構成においてコンテンツタイプが無視され、スクリプトのソースコードが漏洩する「CVE-2024-40725」が明らかとなり、再度修正を実施した。
またWindowsで稼働する環境で「mod_rewrite」を使用している場合に影響を受ける脆弱性「CVE-2024-40898」が明らかとなった。
サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性で、細工したリクエストにより、「NTLM ハッシュ」を取得されるおそれがあるという。
(Security NEXT - 2024/07/19 )
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