Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ServiceNowの「Now Platform」に深刻な脆弱性 - アップデートの実施を

ServiceNowは、「Now Platform」に関する複数の脆弱性について明らかにした。早急にパッチを適用するよう呼びかけている。

現地時間7月10日にセキュリティアドバイザリを更新しし、バージョンによって影響は異なるが、3件の脆弱性について明らかにしたもの。

具体的には、テンプレートインジェクションの脆弱性「CVE-2024-4879」や、入力検証不備の脆弱性「CVE-2024-5217」のほか、情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-5178」が判明したという。

「CVE-2024-4879」「CVE-2024-5217」については、リモートより認証なしにコードの実行が可能となるとし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

「CVE-2024-5178」は、CVSS基本値が「4.9」、重要度が「中(Medium)」となっている。

「同Utah」「同Vancouver」「同Washington DC」では、6月にリリースしたパッチなどでこれら脆弱性に対処しており、できるだけ早急にアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響