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ニデック子会社へのランサム攻撃、グループ会社にも影響広がる

侵害を受けた原因については、システム管理者のIDとパスワードを何らかの方法で攻撃者によって取得された可能性があるという。

またサイバー攻撃と同時に親会社であるニデックに対して身代金を支払うよう要求があったことを明らかにした。

反社会的勢力に対する利益供与には応じられないとし、支払いなどは一切行っていないとしている。

不正利用など二次被害に関する報告は寄せられていないが、同社では引き続き、外部協力のもと流出した可能性がある情報について調査を進めており、影響を受ける顧客に対して個別に説明を行う予定。

またサイバー攻撃を受けた端末やサーバをネットワークから遮断し、対外的な業務を行うために最低限の体制をバックアップデータから用意したが、7月上旬をめどに関係者が安心して利用できる環境を構築したいとしている。

(Security NEXT - 2024/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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