研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
日本工業大学は、廃棄予定だった個人情報を含むパソコン3台が所在不明となっていることを明らかにした。
同大によれば、1月17日に教員が廃棄予定のパソコン3台を研究室外の敷地に置いたが、同月19日に廃棄の手続きをしようとしたところ、見当たらないことに気づいた。学内外を探索するとともに警察へ紛失届を提出した。
端末内部には、2004年度から2015年度にかけて同教員の研究室に所属した学生約180人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスをはじめ、2004年度から2015年度までに同教員が担当した科目を履修した学生約4400人の氏名、学籍番号、成績のほか、オープンキャンパスでアルバイトをした学生やキャンパスナビゲーターをした学生など約5400人分の個人情報が保存されていたと見られる。
さらに2007年度に非常勤講師として勤務した約30人の氏名と住所、2011年度から2012年度の間に同大の教員採用に応募した約50人の氏名、学歴、研究業績、2010年度から2012年度の間に同大の入学試験を受験した約120人の氏名と所属高校、2009年のオープンキャンパスに参加した約90人の氏名と所属高校なども保存されていた可能性がある。
同大は、情報機器取扱ガイドラインが守られていなかったと説明。本人に対して通知が可能な関係者に対し、書面を通じて経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2024/04/11 )
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