「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
ソニー銀行の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。口座を凍結したなどとし、対応しないと法的措置を講じるなどと不安を煽って偽サイトへ誘導していた。
フィッシング攻撃の報告を受けているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行ったもの。「お客様の口座が凍結されました」といった件名でメールが送信されているという。
本文では、口座で異常な取引が発覚し、マネーロンダリングに関わるおそれがあると説明。至急確認したいことがあるなどとして、同行サイトを模した偽サイトへ誘導していた。
また返信内容の確認後に利用制限の解除を検討するなどとし、回答しない場合は法的措置を講じる場合があるなどと不安を煽る。誘導先のフィッシングサイトでは、店番号や口座番号、ログインパスワードをはじめとする個人情報をだまし取る。
同協議会では、類似したフィッシング攻撃が展開される可能性もあるとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/01/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
