Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Spring Framework」にサービス拒否の脆弱性

「Spring Framework」において、サービス拒否の状態に陥るおそれがある脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「Spring MVC」を使用し、「Spring Security 6.2.1」「同6.1.6」がクラスパス上にある場合に、ユーザーが細工したHTTPリクエストを送信することでサービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性「CVE-2024-22233」が判明したもの。

「同6.1.2」「同6.0.15」のみ影響があり、以前のバージョンは影響を受けないとしている。

CVE番号を採番したVMwareでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」と評価、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

開発チームでは、「同6.1.3」「同6.0.16」にて対策を講じており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

京都の中高一貫校でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
6月の侵害は未知の手口、米子会社で別件インシデントも - 古野電気
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
小学校で指導記録を児童用端末に誤配信 - 江戸川区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市