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2023年3Qクレカ不正利用、前四半期比1.1%減

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2023年第3四半期におけるクレジットカードの不正利用被害の割合(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

クレジットカード番号の盗用被害において国内外の内訳を見ると、国内の被害が約95億4000万円で、前四半期の約101億2000万円から減少した。

番号盗用被害全体に占める割合は73.1%で、前四半期の76.4%から縮小した。

海外における被害は約35億2000万円で、前四半期の約31億2000万円から増加している。番号盗用被害全体に対する割合は27.0%。前四半期の23.6%から上昇した。

偽造カードによる被害は、国内が約1000万円で海外が約6000万円だった。

(Security NEXT - 2024/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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