Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国内組織狙う標的型攻撃 - 対象製品利用者は侵害有無の確認を

「CVE-2023-27997」など攻撃について調査中の脆弱性もあるが、同センターでは、今回挙げた製品を利用している場合、攻撃を受けたり、攻撃に利用されたIPアドレスとの通信が発生していないか調査するよう注意を喚起した。

パッチ提供以前にゼロデイ攻撃が行われたり、パッチ公開後に攻撃が始まった場合も攻撃が開始されたタイミングなどが明確になっていないことから、パッチの適用状況、適用した時期などに関係なく、関連製品を利用している場合は確認するよう求めている。

同センターでは、複数の被害組織において調査を進めており、今後攻撃対象とされる脆弱性や通信先などの情報を更新していく予定。

(Security NEXT - 2023/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供