Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、「SLP」や「Atlassian Confluence」狙う脆弱性攻撃に注意喚起

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、2件の脆弱性について悪用が確認されているとして注意喚起を行った。

「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ「CVE-2023-22518」「CVE-2023-29552」を追加し、米行政機関に対して一定期間内に対応するよう要請するとともに、利用者へ広く注意を呼びかけたもの。

「CVE-2023-22518」は「Atlassian Confluence」に明らかとなった認証不備の脆弱性。11月7日に同リストへ追加した。

脆弱性を悪用されると重大なデータ損失が生じるおそれがあり、Atlassianでは現地時間10月31日にセキュリティアドバイザリをリリースして、データをバックアップするとともに対策を講じるよう求めていた。

「Atlassian Confluence」に関しては10月初旬に「CVE-2023-22515」の悪用も判明しており、あわせて警戒が必要となる。

(Security NEXT - 2023/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響