Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、「SLP」や「Atlassian Confluence」狙う脆弱性攻撃に注意喚起

また「サービスロケーションプロトコル(SLP)」に判明した「CVE-2023-29552」についても悪用が確認されているとして、11月8日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ登録した。

脆弱性を悪用されるとリフレクション攻撃によって攻撃対象に大量のUDPトラフィックを送りつけることが可能。SLPへサービスを登録することができる場合、増幅率が大きく跳ね上がり、最大2200倍になるとも指摘されている。

多くのSLPサービスでは認証なしに任意のサービスへ登録することが可能で、管理者が意識せずに「SLPサービス」をインターネット上に公開しているケースがあるとして、脆弱性を発見した研究者やCISAでは、外部からのアクセスを制限するなど対策を講じるよう呼びかけられていた。

(Security NEXT - 2023/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起