手術の録画映像含むUSBメモリを紛失 - 公立甲賀病院
公立甲賀病院は、患者の個人情報含む手術の録画映像が保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。
同院によれば、同院医師がUSBメモリを紛失したもの。USBメモリには、腹腔鏡手術の録画映像5人分が保存されていた。映像には患者の氏名と生年月日の表記が含まれるという。
同月19日にUSBメモリ内部のデータを使用しようとしたところ、見当たらないことが判明した。同医師は10月17日に手術着のポケットへUSBメモリを入れたが、以降の所在がわからないという。
同院では、対象となる患者に説明と謝罪を行っている。また今回の問題を受けて動画に関しては個人を特定できないよう対策を実施。今後はパスワード管理が行えるUSBメモリの利用なども検討するとしている。
(Security NEXT - 2023/10/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
リモートアクセス経由で侵害、従業員情報が流出か - 三菱製紙
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
