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「Barracuda ESG」へのゼロデイ攻撃 - フォレンジック調査に対抗、活動を隠蔽

Barracudaより脆弱性を修正するパッチもリリースされているが、脆弱性を悪用されたあとではパッチを適用しても効果はなく、引き続き中国に関連するサイバー攻撃グループによってネットワークを侵入され続けるおそれがあると注意を喚起した。

FBIでは引き続き積極的な侵入を観察しており、影響を受けるすべてのESGアプライアンスが攻撃に対して脆弱であり、侵害されるおそれがあるとして、迅速に隔離して置き換えるよう強く推奨。

提供する脅威情報「IoC(Indicators of Compromise)」をもとに、ネットワークにおいてリストにあるIPアドレスやドメインへのアクセスが生じていないか調査するよう求めている。

またアプライアンスの管理に特権の資格情報を使用していた場合は、資格情報の使用や挙動などについても調査を行い、資格情報や証明書などの無効化や更新などの実施も呼びかけた。

(Security NEXT - 2023/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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